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科学者が不完全な理論をもとにして政治問題にかかわることは、今後絶 対に止めるべきである。


ここから引用:
「温暖化が止まった」      アラスカ大学 赤祖父俊一

地球平均気温は1800?1850年頃から連続的に上昇してきた。その上昇率は0.5℃/100年であった。このことは上昇は炭酸ガスにほとんど関係がないということである(炭酸ガスが急激に増加し始めたのは1946年からである。すなわち、炭酸ガス急増 の100年前からほとんど同じ上昇率であるということである)。ところが、この上昇が2001年 頃より止まっている。炭酸ガス放出は依然として上昇しているにもかかわらずである。国際気候変動パネル(IPCC)によれば気温は上昇し続けているはずであるので、 気温上昇は大部分炭酸ガスの温室効果によるとする彼らの仮定が過っている可能性が高い。IPCCのどのシミュレーションも温暖化が止まるという例はない。上昇が止まって降下ぎみということは「温室効果より大きい何か」が作用しているということである。この「何か」は自然変動しかない。

 筆者は過去 1000年からの自然の(すなわち人類が放出している炭酸ガスに無関係の)気候変動の研究から、今までの気温上昇の大部分は地球が1400 年から1800年頃まで経験した「小氷河期」からの回復(すなわち温暖化、変化率=0.5℃/100年) によるということを主張してきた。この回復に乗って約30?50年周期の自然変動(準周 期変動と呼ぶ)もあり、この変動は1975年からポジティブであり、2000年頃ピークになっていた。この準周期変動がピークを過ぎてネガティブになり始めている。(IPCCは、この1975年からのポジティブの変化は大部分炭酸ガスにおる温室効果であるとした。) この準周期変動の変化率は 0.1℃/10年以上であるので、短期間(50年程度)では、この影響が気温変化を大きくコントロールする。これが原因で温暖化が止まった可能性が高い。この準周期変動の振幅は北極圏で非常に顕著であるのでわかりやすい。 過去ではこの準周期変動は1910年から1940年頃までポジティブであり1940 年から1975年までネガティブであった(炭酸ガスの放出量が1946年から急速に上昇したにもかかわらず)。IPCCは1910年から1940年までの自然変動を十分研究せず、特に1975年からの上昇を炭酸ガスによるとした。したがって、2000年後も上昇を続けるはずであるにもかかわらず、気温上昇が止まってしまったということは(炭酸ガスの放出量は現在も増加しているにもかかわらず)、1975年からの上昇は自然変動(主として準周期変動)による可能性が高い。しかも準周期変動であるためネガティブになり得る。 そのため2000年後温暖化が止まり、その後、ネガティブになりつつある可能性 が高い。 ここで注意すべきことは、IPCCが2000年までの気温上昇が炭酸ガスによるとしたのは仮説にすぎないということである。彼らがその仮説をスーパー・コンピュータにより証明しようとするのはわかるが、いつの間にかこの仮説が「事実」にすり替えられてしまってきた。事実であるという観測的確証はない。このすり替えが地球温暖化問題を世界の三重大問題にし、将来の大災害が本当に起きるとして報道されてきたのである。
 
 それでは太陽活動は、地球温暖化、およびこの温暖化が止まったことに関係あるの であろうか。現在太陽は「冬眠中」である。黒点周期23はすでに2年ほど前に終わり、 2007年から周期24が始まっているにもかかわらず、2008年1月に一つの黒点が太 陽の北半球の高緯度に現れたにもかかわらず、その後消えてしまったようである(新しい黒点周期は黒点が高緯度に現れることで始まる)。現在光球面でははっきり見える黒点はない。最近、太陽風も過去50年最低のレベルという報告もある。周期24が遅れているだけのことかもしれないが、気になることである。
 それでは過去に長期間太陽黒点が現れないことがあったであろうか。実は過去1650年頃から1700年の初期まで黒点がほとんど現れなかった期間があった。この期間を1900年の始めの頃活躍した英国の天文学者モンダーの名をとって「モンダー・ミニマム」と呼んでいる。

The record-setting surface of the sun. A full month has gone by without a single spot (Source: Solar and Heliospheric Observatory (SOHO))

 太陽黒点と光球面から光線によって運ばれるエネルギーには関係がある。黒点が黒く見えるのは、温度が低いためである。したがって黒点が多いときはこのエネルギーは少ないと考えられていた。それを研究する人工衛星が1980年代に打ち上げられた。 予想に反して、逆であった。太陽黒点の数が多い時期の方が、太陽が発するエネルギーは高いことがわかった。黒点が多い時の方が太陽の活動が活発であるということである。黒点周期で変化する量は全量の0.1パーセントほどであり、モンダー・ ミニマムから現在までの増加は0.5パーセントほどであるとされている。モンダー・ミ ニマムは1400年頃より1800年頃まで続いた小氷河期中に起きたため、小氷河期は太陽の不活発が原因ではないかという説がある。

 そして、その後太陽が活発になり始めた1800年頃からの地球温暖化、すなわち小氷河期からの回復である、とする論もある。しかし、太陽黒点の変化と気候変化の相関はあまりよくない。むしろ、周期が正確に11年ではなく、変わることが気候変動に関係しているという研究結果もある。 さらに、IPCCの計算によると、このエネルギー増加は温暖化にあまり寄与していないようである。もっともIPCCは「現在の温暖化は炭酸ガスによる」と主張したいので、太陽の影響を少なく見積もりたかったのかもしれないので、この計算をもう一度やり直した方がよいのではないかと思う。0.1?0.5パーセントと言っても膨大な エネルギー量のことである。太陽からのエネルギーは光球面からのエネルギーだけではない。太陽風も光のエネルギーに比較すると極めて少ないが粒子がエネルギーを運び出している。太陽風は地磁気嵐を起こすことから地磁気嵐と気候変動の研究が100年近くも行われてき た。しかしこの間には簡単な相関関係が見られないため、結論が出ていない。地球磁気嵐は高さ100キロメートル以上の超高層の温度を高くするが、これが成層圏や対流圏まで伝わる可能性は極めて少ない。黒点の11年周期で紫外線が大きく変動し、電離層やオゾン層に影響を及ぼす。その変化が対流圏に及ぶかどうかはわかっていない。これからの研究が必要である。
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 一方、宇宙から降り注ぐ宇宙線が比較的低い雲を作る可能性があるらしい。地磁気嵐を起こす太陽風嵐は「磁気雲」と呼ばれ、太陽系外から侵入する宇宙線を遮蔽する傾向があるので、太陽活動と気候が複雑に関係しているとする理論もある。  このように気候変動と太陽活動との関係はまだ結論に至っていない。 ついでではあるが、オーロラはモンダー・ミニアムでも見られたことがわかっている。現在太陽が冬眠中にもかかわらず今秋オーロラは起きている。黒点とオーロラは良い相関関係があるということになっているが、黒点は強い磁場を持っており、太陽風は磁場を横切って吹けないので、むしろ太陽風を邪魔している。太陽面には時折ほとんど黒点のない比較的大きな領域が現れ、その場所から強い太陽風が吹き出している。この領域はX線の映像ではコロナが黒く見えるのでコロナ・ ホールと呼ばれる。モンダーは1905年にこの太陽風の領域を発見している。黒点がない領域が現れると地磁気嵐が起きることをつきとめた。ただし、黒点付近で大きな爆発が起きると太陽風は突風となって黒点磁場を突き破って吹くことができる。その強い突風が吹いてくるとオーロラが非常に活発になり、中緯度地帯(人口が多い)で見られる。そのため黒点とオーロラは良い関係があるということになっている。しかし、中緯度と異なり65°以上の高緯度ではオーロラは頻繁に見ることができる。しかし、黒点が現れ、そこで爆発が起きないとオーロラの活動はかえって弱くなる。オーロラと気候は直接の関係はない。

 地球の気候の変動と太陽活動の関係は今後も研究を強力に続ける必要がある。この研究はIPCCのように政治を混ぜたものであってはならない。とにかく、温暖化が止まってしまったということは、今までの炭酸ガス騒ぎは一体何であったのか。地球平均気温上昇が止まってしまったことで炭酸ガスによる温室効果説の正当性が崩されてしまった。IPCCは温室効果論で巧妙に世界の学者の「意見の一致」を生み出し、学問であるにもかかわらず、批判を極力避け、反対意見者を懐疑者としてきた。科学者は一般市民の気候学への不信、いや科学全体への不信感を与えてしまった。科学者が不完全な理論をもとにして政治問題にかかわることは、今後絶 対に止めるべきである。

http://oilpeak.exblog.jp/9745306/


 
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