スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホッケースティック論争とは何か?

ホッケーステック曲線800px-Global_temperature_1ka.png
上のグラフは、いわゆる過去1000年の「古気候」を再現したものである。作成者は、マイケル・マン教授。主に木の年輪からの推定であった。IPCC第三次報告書では、上のグラフが採用され、その形からホッケーステック曲線と呼ばれ、世界に衝撃を与えた。


このグラフには、多くの異論が出され、数多くの論文か書かれた。この議論を総称して、「ホッケースティック論争」と呼ぶ。さて、どんな異論が出され、どんな論争があったのか?以下のブログに丁寧でわかりやすい解説がある。


自然の摂理から環境を考える
現状の気温データでは、温暖化を証明するには極めて不十分!
http://blog.sizen-kankyo.net/blog/2008/05/000316.html

 あまりにも、批判が多かったためか、IPCC第四次報告書では、ホッケーステック隠しが行われた。一番よく読まれる「政策決定者向け要約」からは姿を消し、他の研究者のグラフに隠れるようにひっそりとフルレポートの中にある(下のグラフ)。

1000_Year_Temperature_Comparison.png


しかし、IPCCは、主張を変えていない。


IPCC第四次報告書より引用:http://www.ipcc.ch/pdf/reports-nonUN-translations/japanese/ar4_wg1_spm_jp.pdf
20世紀後半の北半球の平均気温は、過去 500年間の内のどの50年間よりも高かった可能性が非常に高く、少なくとも過去1,300年間の内で最も高温であった可能性が高い。


 上記の記述は、地球温暖化対策に直接大きな影響を及ぼす。なぜなら、過去に、現在よりも温暖な時期があり、温暖化も急激な時期があったのなら、
1)20世紀の温暖化は、CO2による温暖化ではなく、自然変動による温暖化の可能性がある
2)20世紀の温暖化は、なんら異常なことではなく、自然環境に対する脅威にはならない(たとえば、白熊は絶滅しないだろう)
と言う、ことが推測できるからである。

古気候については、現在新しい研究が次々と出ており、中世の温暖期と現在の比較が行われている。それによれば、IPCCの報告書は否定されているように私には見える。たとえば以下の研究。

太陽活動と宇宙線、そして気候変動
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/1ry/Kagaku200912.pdf

中世の温暖期と近世の小氷河期における太陽活動と気候変動
ーー樹木年輪中の炭素同位体の分析からーー
http://www.yoho.jp/shibu/tokyo/41miyahara.pdf
宮原ひろ子 東京大学 宇宙線研究所

古気候の再現と言うのは、サンゴや木の年輪や極地の氷を調べて推定するらしい。それぞれ、一長一短で地球の平均気温を正しく現さないかもしれない。私は、中世温暖期や縄文海進の歴史的事実から、古文書の記述から推定されたと言う下記のグラフが一番正しそうな気がする。(IPCCの第一次報告書に載っていたグラフ)古気候

「現代化学」2010年1月 ホッケースティック曲線の何が間違いなのか 横浜国大 伊藤公紀.
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/climategate01.pdf
上記を読むと、ホッケースティック曲線は、最近の詳細な再検討によって、データを逆さに使った捏造グラフということになる。データを逆さに使ったという捏造が本当ならひどい話だが、本当でないなら、大変な名誉毀損だ。問題は、このような大問題の決着がついていない、つけることができない、科学コミュニティーの体質だろう。
関連記事


Comment

(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://chikyuondanka1.blog21.fc2.com/tb.php/182-9b951957
この記事にトラックバック(FC2Blog User)
Copyright © chikyuondanka
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。