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太平洋諸島フォーラム開幕、海面上昇やフィジーの加盟復帰が焦点

http://www.afpbb.com/article/politics/2825084/7726499?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
【9月8日 AFP】ニュージーランドのオークランド(Auckland)で6日、太平洋諸島フォーラム(Pacific Islands Forum、PIF、加盟16か国)の年次首脳会議が開幕した。

 会議の冒頭、キリバスのアノテ・トン(Anote Tong)大統領は、地球温暖化による海面上昇で、海抜の低い同国の国土が飲み込まれつつあり、人口約10万人の国民を人工島に移住させるなどの非常に極端な解決法さえ検討せざるをえない状況だと訴えた。

■沈みつつあるキリバスの島々


 キリバスの国土は小さなサンゴ環礁が集まって構成されており、トン大統領は同国を沈めさせないためには、気候変動に対する国際社会の行動が緊急に必要だと要請した。会議後、記者団には「私は常に人類の倫理観に訴えてきた。今こそ人類には、その問いに答えることが求められていると思う」と述べた。

 すでにキリバスの村の中には移住を余儀なくされているところもあり、このまま海に沈んでいく状況が続けば、政府としては全国民の人工島移住も検討するかもしれないと、トン大統領は述べた。人工島とは海底油田の掘削リグのようなものを想定しており、約20億ドル(約1540億円)の費用が見積もられている。トン大統領は「先日そのモデルを見た時には『まるでサイエンス・フィクションじゃないか』と思った」と計画について触れ、そうした解決法はキリバスが好む選択肢ではないが、国の未来を確保するためには、あらゆる選択肢を検討していると述べた。

 気候変動がキリバスに及ぼしている影響を直接視察するために今週、同国を訪問した国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は、この問題の深刻性を強調するために会議に立ち寄ったと語った。

■フィジーの加盟資格停止をめぐる是非

 またトン大統領は、フィジーが2006年の軍事クーデターの後、2年前から加盟資格を停止されていることについて、何の結果も生み出さないとして、各国にフィジーの加盟復帰を呼び掛けた。

 フィジーのクーデターで全権を掌握したボレンゲ・バイニマラマ(Voreqe Bainimarama)軍司令官は、誓約していた民主選挙を先送りし、暫定首相に就任した後には憲法を廃止し、裁判官を罷免。さらにはメディア統制を敷き、これら一連の行為が人権侵害にあたると非難されている。

 太平洋諸島フォーラムの中で強い力を持つニュージーランドとオーストラリアの2国は、フィジーに対する制裁を強く支持している。キリバスのトン大統領は、フィジーの加盟復帰という考えに他の加盟国も賛成すると思うかとの問いに「すると思うが、彼らはそれを口に出しては言わないだろう」と述べた。

 ニュージーランドのジョン・キー(John Key)首相は、フィジーの加盟停止について、PIF加盟各国の首脳たちが違和感を持つのは当然だと認めながらも、フィジー政権が民主化へ向けて動いているという証拠が得られない限り、加盟は停止したままにしておきたいというのが加盟国首脳たちの考えだと思うと述べた。(c)AFP/Neil Sands


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